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平成27年2月定例会(第8日目) 本文

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  1. 千葉県議会 2015-02-08
    平成27年2月定例会(第8日目) 本文


    取得元: 千葉県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    平成27年2月招集  千葉県定例県議会会議録(第8号) 平成27年3月13日(金曜日)        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        議  事  日  程 議事日程(第8号)   平成27年3月13日(金曜日)午後1時開議 日程第1 議案第1号ないし議案第92号及び請願総括審議 日程第2 議案第94号及び議案第95号(知事提案理由説明) 日程第3 発議案第1号ないし発議案第25号 日程第4 常任委員会の閉会中の継続調査の件        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        午後1時3分開議 ◯議長(阿部紘一君) これより本日の会議を開きます。        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        議 長 の 報 告 ◯議長(阿部紘一君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  包括外部監査人から、地方自治法第252条の37第5項の規定による平成26年度包括外部監査の結果に関する報告がありました。お手元に配付の印刷物により御了承願います。        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           議案第1号ないし議案第92号及び請願総括審議 ◯議長(阿部紘一君) 日程第1、議案第1号ないし第92号及び請願を一括議題とし、これより総括審議を行います。  常任委員会の審査の経過及び結果について各常任委員会委員長の報告を求めます。文教常任委員会委員長斉藤守君。     (文教常任委員会委員長斉藤 守君登壇、拍手) ◯文教常任委員会委員長(斉藤 守君) 文教常任委員会に付託されました議案8件、請願2件の審査の経過と結果について御報告いたします。  最初に、議案について申し上げます。  議案第20号平成27年度千葉県特別会計奨学資金予算、議案第45号平成26年度千葉県特別会計奨学資金補正予算(第1号)、議案第57号特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についての3議案については全員異議なく、議案第1号平成27年度千葉県一般会計予算、議案第26号平成26年度千葉県一般会計補正予算(第4号)、議案第54号教育長の職務に専念する義務の特例及び勤務時間に関する条例の制定について、議案第55号千葉県職員定数条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第82号千葉県学校職員定数条例の一部を改正する条例の制定についての5議案については賛成多数をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程について当局から詳細な説明があり、質疑が行われたのでありますが、その主なものを要約して申し上げますと、議案第1号に関して、「新規事業いじめ問題対策リーダー養成集中研修はどのように実施するのか」との質問に対して、「千葉市を除く県内公立学校において、いじめ防止の中核的な役割を果たしている教員を対象に、毎年250名程度、5年間かけて計画的に研修を実施する」との答弁がありました。  また、議案第54号に関して、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、新教育長は知事が任命するため、知事の意向が大きく反映されることになり、教育の継続性に支障を来すことになるのではないか」との質問に対して、「教育委員会は引き続き合議制の執行機関であり、また、首長による教育長の任命に当たっては、議会の同意を得ることとされていることから、教育の継続性に支障は生じないものと考えている」との答弁がありました。  次に、請願についてはお手元に配付の請願審査結果報告書のとおり決定いたしました。  次に、当面する諸問題について質疑が行われたのでありますが、主なものを要約して申し上げますと、「小中一貫校教育の実施に当たって課題をどう考えるか」との質問に対して、「小中一貫教育は、小学校と中学校の免許状の併有や、合同研修の時間の確保などの課題がある。今後も他県の情報収集等を行い、県内市町村小中一貫教育を実施する希望があれば、課題を解決できるよう支援に努める」との答弁がありました。  また、「土曜授業の実施に伴う教員の代休取得についてどのような対応をしているのか」との質問に対して、「県教育委員会では、職員が土曜授業に勤務した場合、長期休業時に振りかえ等を活用できる規則改正を昨年度末に行った。また、学校を訪問して、勤務の振りかえ状況等を確認した」との答弁がありました。  次に、「川崎市の事件を受け、同様の事件を起こさせないためにどう取り組むのか」との質問に対して、「県では、国からの依頼を受け、生命または身体に被害が生じるおそれがある児童・生徒の存在について現在調査しているところである。また、該当する児童・生徒がいた場合は、教育委員会と警察や児童相談所等の関係機関が連携して、迅速かつ適切に対応し、このような事案が起こらないようにしっかりと取り組んでいく」との答弁がありました。  以上をもちまして文教常任委員会の報告を終わります。ありがとうございました。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 県土整備常任委員会委員長小池正昭君。     (県土整備常任委員会小池正昭君登壇、拍手) ◯県土整備常任委員会委員長(小池正昭君) 県土整備常任委員会に付託されました議案14件の審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第18号平成27年度千葉県特別会計港湾整備事業予算、議案第43号平成26年度千葉県特別会計港湾整備事業補正予算(第1号)、議案第63号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第87号契約の締結について、議案第89号千葉県道路公社の定款の一部変更についての5議案については全員異議なく、議案第1号平成27年度千葉県一般会計予算、議案第17号平成27年度千葉県特別会計流域下水道事業予算、議案第19号平成27年度千葉県特別会計土地区画整理事業予算、議案第26号平成26年度千葉県一般会計補正予算(第4号)、議案第42号平成26年度千葉県特別会計流域下水道事業補正予算(第2号)、議案第44号平成26年度千葉県特別会計土地区画整理事業補正予算(第2号)、議案第66号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第88号契約の変更について、議案第91号市町村が負担すべき金額についての9議案については賛成多数をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において当局から詳細な説明があり、質疑が行われたのでありますが、その主なものを要約して申し上げますと、議案第1号に関して、「圏央道大栄─横芝間の用地取得の強化として、県は何を行っていくのか」との質問に対して、「県は、国が平成26年7月から沿線各地域で順次開催している用地補償説明会に参加し、地権者の意向や動向などの把握に努めるとともに、用地補償に関する相談窓口を新たに開設する。圏央道の一日も早い全線開通に向けて、用地取得が円滑に進むよう国に積極的に協力していく」との答弁がありました。  また、議案第19号に関して、「金田西地区土地区画整理事業は、来年度予算により何%の進捗状況となるか。また、平成31年度に計画どおり完成するのか」との質問に対して、「平成27年度予算を執行することにより、事業費ベースでの進捗率は約6割に達する見込みである。引き続き、幹線道路や大型街区の整備に加え、既存集落の移転補償や公共施設等の整備を進め、平成31年度の完了に向けて事業を推進していきたい」との答弁がありました。  また、議案第26号に関して、「千葉県道路公社が管理運営する有料道路の夏期無料開放の目的は何か」との質問に対して、「本事業の目的は、観光客が訪れやすくなり、観光需要が喚起され、観光振興、ひいては地域活性化につながることである。また、有料道路の利用促進にも期待している」との答弁がありました。  以上をもちまして、県土整備常任委員会の報告を終わります。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 農林水産常任委員会委員長實川隆君。     (農林水産常任委員会委員長實川 隆君登壇、拍手) ◯農林水産常任委員会委員長(實川 隆君) 農林水産常任委員会に付託されました議案14件の審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第1号平成27年度千葉県一般会計予算、議案第13号平成27年度千葉県特別会計就農支援資金予算、議案第14号平成27年度千葉県特別会計営林事業予算、議案第15号平成27年度千葉県特別会計林業木材産業改善資金予算、議案第16号平成27年度千葉県特別会計沿岸漁業改善資金予算、議案第26号平成26年度千葉県一般会計補正予算(第4号)、議案第38号平成26年度千葉県特別会計就農支援資金補正予算(第1号)、議案第39号平成26年度千葉県特別会計営林事業補正予算(第1号)、議案第40号平成26年度千葉県特別会計林業木材産業改善資金補正予算(第1号)、議案第41号平成26年度千葉県特別会計沿岸漁業改善資金補正予算(第1号)、議案第66号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第75号千葉県森林整備加速化林業再生基金条例の一部を改正する条例の制定について、議案第86号千葉県花植木センター設置管理条例を廃止する条例の制定について、議案第91号市町村が負担すべき金額についての14議案については全員異議なく、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において当局から詳細な説明があり、質疑が行われたのでありますが、その主なものを要約して申し上げますと、議案第1号に関して、「畜産競争力強化対策整備事業はどのような事業か」との質問に対して、「畜産農家を中心に、地域の各種支援組織関連産業等の関係者が連携、結集し、畜産クラスター協議会を構築して、収益力向上のため、地域ぐるみで畜産農家のハード面の整備を支援する事業である」との答弁がありました。  また、「畜産クラスター協議会の設立状況はどうか」との質問に対して、「県全体では、13の協議会が設立されている」との答弁がありました。  また、「農林総合研究センターの建てかえについて、今後どのようなスケジュールで進めていくのか」との質問に対して、「平成27年度は、基本設計を進める中で、設計業者の提案やアイデアなどを踏まえ、効率的な試験研究に取り組める施設となるよう構造や間取りなどを具体化していく。その後、平成28年度に実施設計を行い、29年度と30年度で建設工事を進め、31年度から供用開始ができるよう取り組んでいく」との答弁がありました。  なお、一委員より、「本県農業のさらなる発展のため、今後の産地振興や農業者の経営安定につながる新品種や新技術開発の試験研究に着実に取り組んでもらいたい」との要望がありました。  次に、当面する諸問題について質疑が行われたのでありますが、主なものを要約して申し上げますと、「6次産業化ネットワーク活動事業について、県としてどのように進めていくのか」との質問に対して、「県は、6次産業化の推進に当たり、計画策定から実現まで切れ目ない支援をしていくことを考えており、特に、計画策定については6次産業化サポートセンターを通じて事業者の支援を行っている。また、販路確保の取り組みや加工、販売の施設整備など、ソフト、ハードの両面にわたった支援にも努めているところである」との答弁がありました。  次に、当委員会として、「農業の発展に必要な生産基盤整備の拡充を求める意見書」を別途提出することとなりましたので、よろしくお願いいたします。  以上をもちまして農林水産常任委員会の報告を終わります。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 商工労働企業常任委員会委員長坂下しげき君。     (商工労働企業常任委員会委員長坂下しげき君登壇、拍手) ◯商工労働企業常任委員会委員長(坂下しげき君) 商工労働企業常任委員会に付託されました議案17件の審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第11号平成27年度千葉県特別会計小規模企業者等設備導入資金予算、議案第23号平成27年度千葉県特別会計造成土地整理事業会計予算、議案第24号平成27年度千葉県特別会計土地造成整備事業会計予算、議案第36号平成26年度千葉県特別会計小規模企業者等設備導入資金補正予算(第1号)、議案第48号平成26年度千葉県特別会計造成土地整理事業会計補正予算(第3号)、議案第49号平成26年度千葉県特別会計土地造成整備事業会計補正予算(第2号)、議案第59号千葉県企業庁企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第66号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第91号市町村が負担すべき金額についての9議案については全員異議なく、議案第1号平成27年度千葉県一般会計予算、議案第10号平成27年度千葉県特別会計日本コンベンションセンター国際展示場事業予算、議案第12号平成27年度千葉県特別会計工業団地整備事業予算、議案第25号平成27年度千葉県特別会計工業用水道事業会計予算、議案第26号平成26年度千葉県一般会計補正予算(第4号)、議案第35号平成26年度千葉県特別会計日本コンベンションセンター国際展示場事業補正予算(第1号)、議案第37号平成26年度千葉県特別会計工業団地整備事業補正予算(第2号)、議案第50号平成26年度千葉県特別会計工業用水道事業会計補正予算(第1号)の8議案については賛成多数をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において当局から詳細な説明があり、質疑が行われたのでありますが、その主なものを要約して申し上げますと、議案第25号に関して、「工業用水道事業における人材の確保や技術継承のための研修の状況はどうか」との質問に対して、「知事部局等との人事交流や職員の新規採用により人材を確保するとともに、専門知識や技術の習得、事故対応を目的とした研修などにより、技術継承に努めている」との答弁がありました。  次に、当面する諸問題について質疑が行われたのでありますが、その主なものを要約して申し上げますと、「地方創生に関する本県の総合戦略の策定に当たり、商工労働部では現在どのような視点で検討をしているのか」との質問に対して、「地方創生の目標である地域経済の振興による雇用の創出を目指し、産業振興や商業、商店街の振興、人材育成等の面から新たな施策の検討を進めているところである。検討に当たっては、京葉臨海コンビナートの規制緩和や助成、人口減少地域への産業の振興や誘致をどうするかという地域性の視点、豊かな自然や農産物などの地域資源及び成田空港や圏央道などのインフラをどう産業に結びつけるかという優位性の視点、市町村の総合戦略との連続性、広域性の視点といった3つの視点で、新たな政策を戦略的に取りまとめていきたいと考えている」との答弁がありました。  また、一委員より、「県の地方創生に関する戦略の策定に当たっては、本県がこれからも工業、商業、農林水産業などバランスのよい発展を続け、県民が豊かで安心して暮らすことができるよう、民間事業者からの提案なども十分に検討しながら取り組んでいただきたい」との要望がありました。  次に、「今年度の千葉ニュータウン土地処分状況について、どのぐらいを見込んでいるのか」との質問に対して、「契約手続中の住宅用地や交渉中の物流施設用地等が今年度末までに契約できれば、昨年並みの約47ヘクタールの処分が可能である」との答弁がありました。  以上をもちまして商工労働企業常任委員会の報告を終わります。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 環境生活警察常任委員会委員長武田正光君。     (環境生活警察常任委員会委員長武田正光君登壇、拍手) ◯環境生活警察常任委員会委員長(武田正光君) 環境生活警察常任委員会に付託されました議案9件並びに請願2件の審査の経過と結果について御報告いたします。  最初に、議案について申し上げます。  議案第68号風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第83号千葉県警察基本条例の一部を改正する条例の制定について、議案第84号千葉県暴力団排除条例の一部を改正する条例の制定について、議案第85号千葉県手賀沼親水広場設置管理条例を廃止する条例の制定について、議案第91号市町村が負担すべき金額についての5議案については全員異議なく、議案第1号平成27年度千葉県一般会計予算、議案第26号平成26年度千葉県一般会計補正予算(第4号)、議案第65号千葉県行政組織条例及び特定非営利活動促進法施行条例の一部を改正する等の条例の制定について、議案第66号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についての4議案については賛成多数をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において当局から詳細な説明があり、質疑が行われたのでありますが、その主なものを要約して申し上げますと、議案第1号に関して、「我孫子市に移譲予定である手賀沼親水広場の運営費として2億4,000万円を計上しているが、この具体的な内容は何か」との質問に対して、「当初、老朽化した親水広場の修繕を県において実施し、我孫子市に移譲したいと考えていたが、同市からできるだけ早期に移譲してほしいとの要望があったことから、同施設を現状のまま移譲し、修繕費相当額を負担金として計上した」との答弁がありました。  次に、請願については、お手元に配付の請願審査結果報告書のとおり決定いたしました。  次に、当面する諸問題について質疑が行われたのでありますが、主なものを要約して申し上げますと、「平成27年度にスタートする第2次千葉県青少年総合プランはどのような施策をポイントとして取り組んでいくのか」との質問に対して、「第2次青少年総合プランは、子供の貧困問題、危険ドラッグ問題、ネットトラブルネットいじめなどの情報化社会への対応、2020年東京オリンピックパラリンピックに向けた主体的なボランティア活動への参加促進など、本県の青少年を取り巻く環境や新たな課題を踏まえた方策を重点化して取り組んでいく」との答弁がありました。  次に、「駐韓アメリカ大使がソウルで襲撃され、重傷を負ったという報道があった。2020年に日本では東京オリンピックパラリンピックが開催されるなど、要人警護はますます重要になると思うが、警備等に対する体制は整えているのか」との質問に対して、「警察では、警備等を実施する際には、そのときどきの治安情勢や行事内容、諸般の情勢等を総合的に判断した上で、万全の体制を整え警戒に当たっている」との答弁がありました。  以上をもちまして環境生活警察常任委員会の報告を終わります。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 健康福祉常任委員会委員長内田悦嗣君。     (健康福祉常任委員会委員長内田悦嗣君登壇、拍手) ◯健康福祉常任委員会委員長内田悦嗣君) 健康福祉常任委員会に付託されました議案23件の審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第8号平成27年度千葉県特別会計母子父子寡婦福祉資金予算、議案第9号平成27年度千葉県特別会計心身障害者扶養年金事業予算、議案第33号平成26年度千葉県特別会計母子父子寡婦福祉資金補正予算(第2号)、議案第34号平成26年度千葉県特別会計心身障害者扶養年金事業補正予算(第1号)、議案第53号千葉県薬物の濫用の防止に関する条例の制定について、議案第60号千葉県病院局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第63号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第67号千葉県県立医療施設看護師等修学資金貸付条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第73号千葉県地域自殺対策緊急強化基金条例の一部を改正する条例の制定について、議案第74号千葉県安心こども基金条例の一部を改正する条例の制定について、議案第77号千葉県歯・口腔の健康づくり推進条例の一部を改正する条例の制定について、議案第78号児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第79号障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第80号千葉県保健師等修学資金貸付条例の一部を改正する条例の制定についての14議案については全員異議なく、議案第1号平成27年度千葉県一般会計予算、議案第22号平成27年度千葉県特別会計病院事業会計予算、議案第26号平成26年度千葉県一般会計補正予算(第4号)、議案第47号平成26年度千葉県特別会計病院事業会計補正予算(第1号)、議案第51号千葉県地域医療介護総合確保基金条例の制定について、議案第52号民生委員の定数を定める条例の制定について、議案第66号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第71号特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第81号千葉県医師修学資金貸付条例の一部を改正する条例の制定についての9議案については賛成多数をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において当局から詳細な説明があり、質疑が行われたのでありますが、その主なものを要約して申し上げますと、議案第1号に関して、「特別養護老人ホーム建設事業補助について、来年度当初予算で補助単価はアップされているが、整備数を今年度より100床少ない1,200床としたのはなぜか」との質問に対して、「整備数の算定は、従来から県の高齢者保健福祉計画整備目標数を基本に、市町村からの整備要望数に基づき予算計上しており、来年度についても同様に算定したものである。財政状況厳しい中だが、来年度予算において補助単価の引き上げを計上しており、積極的に市町村を支援し、整備目標が達成できるように取り組みたい」との答弁がありました。  次に、当面する諸課題について質疑が行われたのでありますが、その主なものを要約して申し上げますと、「発達障害のある子供の保護者に対し、子供との接し方や育て方についての養育技術を身につけてもらうペアレント・トレーニングが全国に先駆けて行われているが、研修機会の拡大を図るとともに、一層の周知を行うべきと考えるが、どうか」との質問に対して、「県では、ペアレント・トレーニングを千葉県発達障害者支援センターに委託して実施しており、今年度は県内6カ所で研修を行い、38名の保護者が受講している。来年度は、より多くの保護者がトレーニングを受けられるよう、市町村等の独自研修に対する支援や一層の研修の周知に努める」との答弁がありました。  また、「千葉県がんセンターにおける腹腔鏡下手術の死亡事例に係る第三者検証委員会の今までの開催状況及び今後のスケジュールはどうか」との質問に対して、「第三者検証委員会は、これまでに7回開催され、個別11事例の状況等を踏まえ、倫理審査、医療安全管理体制、インフォームド・コンセントなどについて検討されている。今後2回開催し、今月末を目途に報告がなされる予定である」との答弁がありました。  なお、一委員より、「千葉県がんセンターにおける腹腔鏡下手術の死亡事例については、県民に与える影響が大きいので、第三者検証委員会から報告があり次第、速やかに公表してもらいたい」との要望がありました。  次に、当委員会として、「ドクターヘリの安定的な事業継続に対する支援を求める意見書」を別途提出することになりましたので、よろしくお願いいたします。  次に、「千葉県がんセンターにおける腹腔鏡下手術等の調査・検証について」は、閉会中もなお継続して調査を要するものと決定いたしましたので、よろしくお願いいたします。  以上をもちまして、健康福祉常任委員会の報告を終わります。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 総合企画水道常任委員会委員長中沢裕隆君。     (総合企画水道常任委員会委員長中沢裕隆君登壇、拍手) ◯総合企画水道常任委員会委員長(中沢裕隆君) 総合企画水道常任委員会に付託されました議案5件の審査の経過と結果について御報告いたします。  最初に、議案について申し上げます。  議案第46号平成26年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第1号)、議案第58号千葉県水道局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての2議案については全員異議なく、議案第1号平成27年度千葉県一般会計予算、議案第21号平成27年度千葉県特別会計上水道事業会計予算、議案第26号平成26年度千葉県一般会計補正予算(第4号)の3議案については賛成多数をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において当局から詳細な説明があり、質疑が行われたのでありますが、その主なものを要約して申し上げますと、議案第1号に関して、「千葉県における鉄道アクセス向上に関する調査について、具体的な内容はどうか」との質問に対して、「この調査では、成田空港や都心等への鉄道アクセス向上策の提案や各施策の需要予測、事業採算性の検討、実現に向けた課題整理等を行うものである。具体的には、成田空港付近の単線区間の複線化や、京葉線の複々線化を含めた輸送力増強策について検討する予定である」との答弁がありました。  また、「スポーツコンシェルジュ運営事業の内容について、県内の受け入れ体制強化、国内、海外に向けたサービスとあるが、具体的にはどのように行っていくのか」との質問に対して、「県内の受け入れ体制強化については、競技施設を持つ市町村や宿泊、観光、交通事業者との連携体制を構築するとともに、キャンプ誘致に関するノウハウを共有し、情報の一元化を図り、県全体の受け入れ体制を強化していく。また、国内、海外に向けたサービスについては、県内キャンプ地情報をワンストップで提供するとともに、競技団体等から相談への対応や視察のアテンド等の各種支援を行っていく」との答弁がありました。  また、議案第21号に関して、「平成27年度当初予算案に体験型水道技術研修が盛り込まれているが、その具体的な内容は何か」との質問に対して、「研修対象者をこれまでの新人職員から中堅技術職員まで広げ、大口径管の接合実習やポンプの分解、組み立て、シミュレーターを用いた浄水設備の運転実習など、より実践的で高度な技術の習得を目指した研修を行うことにしている」との答弁がありました。  なお、一委員より、「今後、管路の耐震化やちば野菊の里浄水場の建設などが本格化する中で、高い技術力の維持が必要となるので、こうした研修を取り入れ、人材の確保と育成にしっかり取り組んでもらいたい」との要望がありました。  なお、当面する諸問題について質疑が行われたのでありますが、主なものを要約して申し上げますと、「水道局では、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う損害賠償について、和解の仲介申し立てを行うとのことだが、東京電力と水道局の主張の内容はどういうものか」との質問に対して、「水道水等の放射性物質濃度を測定する検査機器の維持管理費用について、東京電力は、水道局が所有する資産の活用に当たる費用と考えられるので賠償の対象外と主張しているが、水道局としては、この費用は検査の実施に不可欠で、原発事故がなければ発生していないことから、当然賠償の対象にすべきと考えている」との答弁がありました。  次に、当委員会として、「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書」を別途提出することになりましたので、よろしくお願いいたします。  以上をもちまして、総合企画水道常任委員会の報告を終わります。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 総務防災常任委員会委員長関政幸君。     (総務防災常任委員会委員長関 政幸君登壇、拍手) ◯総務防災常任委員会委員長(関 政幸君) 総務防災常任委員会に付託されました議案27件並びに請願1件の審査の経過と結果について御報告いたします。  最初に、議案について申し上げます。  議案第1号平成27年度千葉県一般会計予算、議案第2号平成27年度千葉県特別会計財政調整基金予算、議案第3号平成27年度千葉県特別会計県債管理事業予算、議案第4号平成27年度千葉県特別会計地方消費税清算予算、議案第5号平成27年度千葉県特別会計自動車税証紙予算、議案第6号平成27年度千葉県特別会計市町村振興資金予算、議案第7号平成27年度千葉県特別会計公営競技事業予算、議案第26号平成26年度千葉県一般会計補正予算(第4号)、議案第27号平成26年度千葉県特別会計財政調整基金補正予算(第2号)、議案第28号平成26年度千葉県特別会計県債管理事業補正予算(第1号)、議案第29号平成26年度千葉県特別会計地方消費税清算補正予算(第1号)、議案第30号平成26年度千葉県特別会計自動車税証紙補正予算(第1号)、議案第31号平成26年度千葉県特別会計市町村振興資金補正予算(第1号)、議案第32号平成26年度千葉県特別会計公営競技事業補正予算(第1号)、議案第55号千葉県職員定数条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第56号職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第57号特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第61号職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第62号千葉県県税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第64号住民基本台帳法に基づく本人確認情報の利用及び提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第65号千葉県行政組織条例及び特定非営利活動促進法施行条例の一部を改正する等の条例の制定について、議案第69号千葉県個人情報保護条例及び千葉県情報公開条例の一部を改正する条例の制定について、議案第70号千葉県行政手続条例の一部を改正する条例の制定について、議案第72号千葉県高校生修学等支援臨時特例基金条例の一部を改正する条例の制定について、議案第76号千葉県石油コンビナート等防災本部条例の一部を改正する条例の制定について、議案第90号あっせんについて、議案第92号包括外部監査契約の締結についての27議案については全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、請願については、お手元に配付の請願審査結果報告書のとおり決定いたしました。  次に、当面する諸問題について質疑が行われたのでありますが、主なものを要約して申し上げますと、「東日本大震災のとき、LPガス容器の転倒や津波による流出でガス漏れが起き、火災発生の原因の1つとなったが、何か対策を考えているのか。また、その対策はどのように普及、推進していくのか」との質問に対して、「LPガス容器の地震・津波対策としては、容器への鎖、ベルトの二重がけやガスの噴出を防止する機器の設置が有効であるが、法令による義務付けがないため、LPガス販売事業者や消費者の自主的な取り組みが必要である。このため、県では、販売事業者に対し、27年度より新たに実施するLPガス災害事故防止セミナー等で指導するとともに、消費者に対しても、市町村で開催される各種イベントでのパンフレットの配布など、啓発活動を実施していくとの答弁がありました。  なお、一委員より、「LPガス容器の転倒やガス漏れ防止対策についての認識を高めるために、販売事業者及び家庭に対し、より積極的な啓発を行ってもらいたい」との要望がありました。  また、「本年1月に千葉県行政改革審議会から組織・人材改革に関する提言が出されたが、これを受け、県としてどのように取り組んでいくのか」との質問に対して、「今回の提言では、人材改革ややりがいを感じられる職場づくりなど、多岐にわたり大変示唆に富んだ御意見をいただいたところであり、今後、この提言を踏まえ、制度全般について整合性のある制度設計を行い、順次取り組みを進めていく」との答弁がありました。
     以上をもちまして、総務防災常任委員会の報告を終わります。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 以上で各常任委員会委員長の報告は終わりました。  討論の通告がありますので、この際これを許します。通告順により加藤英雄君。     (加藤英雄君登壇、拍手) ◯加藤英雄君 日本共産党を代表し、議案、請願の主なものについて討論を行います。  まず、議案第1号平成27年度一般会計予算案についてです。  総務省の直近の資料では、千葉県の財政力指数は全国4位、1人当たりの住民税額も4位でありながら、民生費を初め老人福祉費も児童福祉費も軒並み全国最低レベルに落ち込んだままです。新年度予算に求められているのは、この汚名を返上し、自治体本来の仕事である福祉、医療、教育の充実のために手厚い予算措置を講ずるなど、抜本的な構造転換を図ることであります。しかし、相変わらず巨大道路建設等への浪費にはさらに拍車がかけられ、一方で、県民の暮らしの予算が切り詰められ、そのゆがみは一層深刻なものとなっています。  第1に、浪費の点ではどうか。県が聖域扱いとし最優先で取り組む圏央道、外環道、北千葉道路の3路線関連で、今年度の1.5倍、160億円が投入されます。既に県費投入は3,200億円もの規模になっており、借り入れのための利息の支払いは330億円に上ることが明らかになりました。  呼び込み型開発の破綻が明らかであるにもかかわらず、かずさアカデミアパークの失敗に何の反省もせず、2つの工業団地造成には今年度比で4倍もの予算が計上されています。  さらに、必要のないことがはっきりしている八ッ場ダム事業には新年度も18億円が投入されようとしています。ダム本体の工事負担は既に157億円になり、ダム先にありきの異常な浪費の構造となっています。  第2に、その一方で県民の切実な願いはどうなったか。夜間高校2校の給食、夜食が廃止されます。予算はわずか900万円です。生徒たちにとって給食は仲間と一緒になれる居場所であり、教師たちも、夜間高校の給食は教育の一環と継続を求める声を上げているのに、利用が減ったなどと言って一方的な切り捨てが行われようとしています。  特別養護老人ホームの建設補助は、来年度、1床当たり400万円から450万円に引き上げられます。しかし、一方で整備数は今年度の1,300床から来年度1,200床に減らされています。これでどうして1万9,000人を超える待機者の解消ができるのか、本気度が問われているではありませんか。抜本的に整備目標を引き上げるべきです。  重度障害者医療費助成制度は、8月から現物給付に移行します。しかし県は、通院1回300円、入院1日300円の新たな自己負担を導入し、5億円もの負担を押しつけようとしています。さらに、65歳以上の新たな重度障害者を制度から除外する年齢差別を持ち込み、ここでも負担増は5億円とされています。重度障害者にとって命をつなぐ制度であり、新たな負担の押しつけは撤回すべきです。  看護師を目指す学生への修学資金の貸付枠が380人から500人へと引き上げられます。しかし、新年度から医療介護総合確保基金によって、国が3分の2を支出し、県費負担は今年度の3分の1に減額されます。減額ではなく、深刻になる看護師不足解消に向け、全国最低の貸付額の大幅な引き上げと貸付枠のさらなる拡大を図るべきです。  難病重症患者で、寝たきりや在宅で家族介護が必要な方に支給されていた月5,000円の特定疾患特別介護手当が来年度から廃止されます。その対象は319人、わずか2,000万円足らずの予算です。余りにも冷たいではありませんか、継続すべきです。  以上、新年度予算は県政のゆがみをさらに助長するもので、このことを厳しく指摘し、議案第1号に反対いたします。  議案第54号、第55号は、国の教育委員会制度の改定にともなって条例の制定、改正を行うものです。今回の法改正は、教育委員長と教育長を一本化し、首長が直接任命する新教育長を教育委員会のトップに据え、教育委員会から教育長の任命権や指揮監督権を奪うものです。首長が招集権を持つ総合教育会議が設置され、国の方針に沿った教育の振興に関する大綱を定め、教育委員会はその大綱に従って具体化をさせられることになります。そうなれば、教育委員会はますます形骸化し、首長が直接教育に介入することが可能になります。戦前の教訓もふまえ、現憲法のもとでは政治権力による教育への介入、支配は厳しく戒められてきました。政治がやるべきは、教育条件の整備によって学ぶ権利を保障することです。政治が教育内容に介入することなどあってはならないことを指摘し、反対いたします。  議案第56号、第61号は、職員の給与、退職手当等の見直しを行うものです。国に準じた給与制度の見直しで平均2.2%の引き下げを行おうとするものですが、引き下げ幅が大きいのは30歳代以降の職員です。退職手当算定の調整額の改正も、職員組合の試算では、行政職6級以下はマイナスとなり、逆に課長職以上の管理職は増額となります。日々職務に励んでいる職員とその家族の生活を直撃し、将来への希望を奪うものであり、認めるわけにはいきません。  議案第71号は、国の省令改正に伴い、介護予防サービス等の条例を改正しようとするものです。要支援者が利用している予防給付サービス全体の6割を占める訪問介護、通所介護を市町村が実施する新しい総合事業に移管させるというものですが、ボランティア、NPOの活用など資格のない非専門職によるサービス提供を可能とし、しかも事業費の上限を設定して費用の効率化を図るなどとされています。常任委員会でも、予算がなくなればできなくなる可能性があると答弁しているように、要支援者の訪問介護、通所介護サービスが大きく縮小、後退することは明らかです。よって本議案に反対いたします。  次に、請願についてです。請願第111号は、消費税の10%への増税の中止を求めるものです。9日、内閣府の発表によれば、昨年1年間の実質GDPは前年比0.03%減でマイナス成長に転じました。その最大の要因が昨年の消費税増税による個人消費の落ち込みにあることは明らかであり、まさに深刻な増税不況に陥っています。OECDの報告書でも、所得格差が拡大する政策では経済成長は低下すると指摘しているように、アベノミクスの破綻はすでに周知のこととなっています。いま必要なのは、アベノミクスを撤回し、消費税10%への増税を中止することであり、何より国民の懐を温め、購買力を高める経済政策へと転換を図ることです。よって、本請願の採択を求め、討論を終わります。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 次に、中台良男君。     (中台良男君登壇、拍手) ◯中台良男君 私は、自由民主党を代表して、今議会に提案のありました議案並びに請願につきまして、各常任委員長の報告のとおり取り扱うことに同意し、ただいまから討論を行います。ただし、その賛成理由については、議案第1号平成27年度一般会計予算案及び議案第26号平成26年度2月補正予算案についてのみ申し上げます。  平成27年度当初予算及び平成26年度2月補正予算は、森田県政2期目におきまして、折り返し点を過ぎた、まさに勝負どころという予算であります。我が党といたしましては、今回の予算案は全体として高く評価できるものと考えておりますが、以下、その理由を申し上げます。  第1点は、喫緊の課題である県内経済の活性化を初めとして、農林水産業の振興と社会基盤づくり、安全・安心の確立、子ども・子育て世代への支援の充実、医療・福祉の充実、環境・文化施策の推進と、各政策分野にわたって配慮された予算であることであります。  中でも、東京オリンピックパラリンピックを契機とした県内の活性化を拡充していること、3回目のアクアラインマラソンの開催準備を進めること、北千葉道路や圏央道など基幹道路の整備予算を増額していること、地域防災力の向上に向けた新たな総合支援補助金を創設していること、私学助成について、上乗せする県単独の補助単価を拡充していること、小学校のスクールカウンセラーを倍増していること、入所希望者・待機者の多い特別養護老人ホームや保育所の整備事業について、県独自で予算の拡充を図っていること、医師修学資金、保健師等修学資金の貸付伜を拡充していることなど、まさに県民にとって必要な予算の充実が図られております。  また、平成26年度2月補正予算においても、国の交付金を活用し、個人消費喚起や観光振興など、県内経済を活性化させるための取り組みが盛り込まれ、当初予算と一体で取り組んでいくこととされています。  これは、厳しい財政状況の中でも、「くらし満足度日本一」の千葉の実現に向けて必要な事業を推進し、着実に成果を上げていくという森田知事の強い思いが込められており、まさに適切な判断であると考えております。  第2点は、今後の財政運営にも必要な配慮がなされていることであります。平成27年度は、社会保障費が大幅に増加している中、税収増の要因があるとはいえ、地方交付税が大幅に減額となっており、大変厳しい財政運営が見込まれておりますが、当初予算では、事務事業の見直しなど可能な限りの財源対策を講じた上で、財政調整基金を活用し収支均衡を図っております。財政調整基金につきましては、平成26年度2月補正予算で確保されており、財政調整基金の現在の残高に影響を与えないよう配慮がなされております。さらに、2月補正予算では、将来の負担軽減に向けた減債基金なども積み立てることとしており、持続可能な財政構造の確立に向けて、適切な判断であると考えます。  以上のような点から、本予算案について、我が党としては賛成の立場を表明するものでありますが、この際、今後推進していく地方創生への取り組みにおいて指摘しておきたい点があります。  国では、昨年12月に人口減少の抑制と地方の活性化に向け、2060年に1億人程度の人口を確保することなどを目指す長期ビジョンと、2015年度から5カ年の政策目標や施策を盛り込んだ総合戦略が決定されました。予算におきましても、26年度補正予算で地方創生に先行して取り組む事業費を措置するとともに、27年度当初予算案でも、地方創生関連の財源が盛り込まれております。来年度は、千葉県版の地方創生総合戦略を策定するとのことです。  千葉県は、人口が増加している地域もあれば、人口減少が著しい地域もあります。商工業が盛んな地域もあれば、農林水産業が盛んな地域もあります。各地域が抱えている課題はさまざまであります。戦略の策定及び推進に当たっては、各地域の実情をよく聞き、よく把握しながら、千葉県らしい地方創生に取り組んでいただくよう要望いたします。  森田知事におかれましては、持ち前の行動力と発信力をフルに発揮して、県政運営に当たっていただきたいと思います。  我が党は、今後とも、県議会の過半数を預かる責任政党として、森田県政を支えながら、千葉県のために尽力してまいる所存であり、その決意を表明いたしまして、自由民主党を代表しての賛成討論を終わります。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 次に、山本友子君。     (山本友子君登壇、拍手) ◯山本友子君 市民ネット・社民・無所属の山本友子です。会派を代表し、今議会に提案されている議案に対し討論を行います。  議案1号、平成27年度千葉県一般会計の当初予算1兆7,095億7,000万円、議案第26号千葉県一般会計2月補正予算とあわせて、反対の立場で討論いたします。  平成27年度予算は、過去最大規模の前年度比5.9%増、県税収入もまた約7,536億円と大幅増を見込んでおります。その理由は、企業の業績回復に伴う地方消費税、法人2税の増収であると執行部は分析しています。しかし、市民の生活実感としては、一部大企業を除き決して好景気感はありません。先々の暮らしの不安から、高齢者は財布のひもを緩めず、非正規雇用は減少せず、個人消費は上向かず、格差は拡大しています。  国は、地方創生の名のもとにプレミアムつき商品券発行に総額2,500億円を計上し、我が千葉県においても、県から32億円、市町村分57億円の計90億円が使われる予定で、全ての自治体が手を挙げています。1万円で1万3,000円の買い物が地元でできるという商品券は、確かに発行されれば即日完売となるでしょう。しかし、商品券発行の前準備のために自治体では仕事がふえ、しかも効果は一過性ということになれば、ただの税金の無駄遣いで、次世代に新たな借金をふやすだけです。よって、プレミアム商品券関連予算が組まれております議案第26号一般会計補正予算に反対をいたします。  また、平成27年度当初予算は、アベノミクスと連動し、公共土木事業復活の大盤振る舞いとなっております。国直轄事業である圏央道、外環道、北千葉道路などの高規格道路関連予算が504億円、一方、県管理の道路や橋梁などの補修、修繕、老朽化した排水機場や流域下水道の長寿命化等には145億円しか予算措置されておりません。生活道路の歩道整備、補修、既存道路の混雑緩和などの対策こそ先行すべきです。橋梁で言えば、緊急対応の必要なEランクの橋のうち、8橋が未着手となっております。事故が起きてからでは遅過ぎます。早急な対応が求められております。  2点目は、原発事故後の放射能の影響調査の予算です。震災直後から、私たちは、放射能の高い値が出てしまった地域では健康管理調査を実施し、経年的に事故後の子供たちの健康への影響を調べて欲しいと要望してきました。現在行われている学校健診の中でも、心電図検査を全学年で実施することを求めましたが、了解してもらえませんでした。また、いざというときに備えて子供の数だけヨウ素剤を備蓄して欲しいと訴えてきましたが、今回も見送られました。原発の過酷事故が起こった場合の対応についても、千葉県はほとんどノープランです。知事は、いつも国の動向を見てと繰り返されるばかりで残念です。  3点目は、児童養護施設や虐待等への対応の予算です。ふえ続ける虐待への対応で児童相談所の一時保護所はいつもいっぱいです。毎年職員は少しずつふえてはいますが、依然として人手は不足し、職員は疲れ切っています。老朽化した中央児童相談所は、耐震強度をクリアしているという理由で、今回も建てかえが見送られました。自立支援施設である生実学校の老朽化対策は、今回も見送られました。児童養護施設や里親などの受け皿不足も深刻です。また、養護施設を退所後の自立を応援する事業が他県では既に始まっていますが、千葉県は県独自の支度金が2万5,000円だけです。施設から出て、部屋を借り、車の免許を取り、就職のための服を新調するなどの準備金としては余りに少なく、施設側が何とかやりくりで手当てしているのが現状です。支援が必要です。観光キャンペーンや海外への千葉ブランドの売り込みばかりに力を入れるのでなく、本来光を当てるべき社会的に最も困難な立場にある子供たちの環境改善に光を当てることで、千葉が真に内側から輝き出すのではないでしょうか。  4点目は、私立高校の学費負担の軽減です。国は、26年度から高校の授業料無償化の一部廃止を行いました。千葉県でも私立高校において低所得者世帯の負担軽減をさらに進めるべきですが、新年度予算でも手当てされていません。昨年度からの国からの就学支援金加算分を低所得世帯の負担軽減につなげるように、授業料減免制度の拡充や授業料以外の学費全体への支援を行うよう求めてきましたが、見直す考えはないとのこと。埼玉県を初めとする多くの自治体では、国の制度変更を機に、保護者の負担軽減を進めております。保護者の教育費の負担軽減は、将来世代が千葉県に定着するためにも不可欠な政策であると考えます。  5点目は、農業関連予算です。土地改良事業には223億8,949万円、その内容は、相変わらず経営基盤の拡大を図ることが大きなウエートを占めております。真に農業者にとって必要な事業に特化して予算化すべきです。よって、土地改良事業の大枠に対して反対をいたします。  以上5点申し述べて、平成27年度一般会計予算、一般会計2月補正予算に反対といたします。  次に、議案第21号千葉県特別会計上水道事業会計予算、議案第25号千葉県特別会計工業用水事業会計予算について申し上げます。  無駄な公共事業の典型であるハッ場ダム事業。治水対策分としての千葉県の負担金、今年度分として4億2,000万円計上されておりますが、同ダムは、内水氾濫対策には全く役に立ちません。既に進められている附帯工事では、既に地すべりが起こっております。利水面でも、近年、上水道、工業用水ともに水の利用は減っており、現在でも八ッ場ダムがなくても水は何の問題もなく足りております。良質な地下水を適切に利用し続けること、施設や配管等の老朽化対策に予算振り向けること、技術部門の人材をしっかり確保することにこそ予算を厚くするよう強く求めます。よって21号、25号に反対といたします。  最後に、議案第54号、55号、56号は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法に基づき、平成27年4月1日から新教育委員会制度へ移行することに伴う関連議案なので、一括して述べさせていただきます。  改正法は、1、首長による大綱の策定、2、総合教育会議の設置、3、教育長と教育委員長を一本化した新たな責任者、新教育長の設置、4、教育委員会のチェック機能の強化、5、国の関与の見直しなどを盛り込んだものとなっております。大津のいじめ事件が同法改正のきっかけになったと言われております。確かに、多くの自治体では教育委員会は形骸化しております。形骸化して、しかも責任の所在も曖昧というのでは、現場で迅速な判断ができないという声にも一理あります。しかし、だからといって、その現実に合わせて法改正し、教育の独立性を放棄する組織改正には賛成できません。教育は、あくまで時の政治の動向に左右されず、中立性を堅持すべきです。議案第54号は、制度変更によって教育長が常勤及び職務専念義務等が定められたことの承認を求める議案です。また、議案第55号は、教育長が委員でなくなるので、教育委員会は6人で構成するというところを、教育長及び5人の委員でもって組織すると変更することの承認を求める議案であり、同じく議案第56号は、それに伴い給与及び諸手当を改正するというものです。要するに、教育長と教育委員長が一本化し、知事部局の傘下に入るというものです。  権力はできるだけ分散したほうがいいし、意見はできるだけ多様な意見が尊重されるほうが望ましいのです。私たちは、それが民主主義の基本であると考えます。そもそもの法改正に反対である以上、今回の関連する3議案に対しても反対といたします。  以上、反対理由を述べ、市民ネット・社民・無所属の討論を終わります。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 次に、湯浅和子君。     (湯浅和子君登壇、拍手) ◯湯浅和子君 共生の湯浅和子です。予算委員会にも参加をさせていただいて、議案第1号における平和予算について議論をさせていただきましたが、戦没者慰霊祭のほかに、若者や子供たちとも共有できる平和事業を行うべきと考え、討論させていただきます。  まず、その予算額ですが、平成27年度当初予算では、パネル展も含めて戦没者慰霊祭の費用、千葉県では107万6,000円です。600万県民で割り返すと、1人幾らになるでしょうか。ちなみに、近隣県を調べてみました。埼玉県は平和資料館を持っている関係で、4,500万円の運営費と慰霊祭費用560万円、そして70年のイベントも行うようです。茨城県は、やはり慰霊祭とパネル展示展で518万円、群馬県は県庁ロビーでの祈念展と慰霊祭に740万円、神奈川も横浜に平和祈念館を運営していますが、その運営費は遺族会との関係もありはっきりわかりませんでした。そして、慰霊祭には641万円のほか、戦後70年の取り組みとして95万円、パネル展や、特に若い人にも来てもらえるような印刷物をつくるということでした。これが近隣の状況です。  また、予算委員会でも御紹介しましたが、松戸市では戦後70年に合わせて、ことしの7月に県立松戸高校の生徒さんたちが卒業というタイトルで、空襲に遭って高校を卒業できなかった1人の女性と、そのお孫ちゃんと一緒に卒業証書を受け取るというストーリーで、戦争や平和について考えるという劇が行われます。多くの市民の方々に見ていただくよう、去年から宣伝が行われていました。  そして、私事になりますが、毎年5月3日、憲法記念の日に松戸市民会館のホールを使って憲法の講演会を市民の皆様と開催をしてきました。ことしで11回目になります。地域では、平和を求めてさまざまな取り組みがなされています。このような活動に県としても連携できるのではないでしょうか。県が考えている慰霊祭会場でのパネル展では、関係者の皆様ぐらいにしか見てもらえません。若者や市民団体と企画をして実施されたらいかがでしょうか。若い方々へのインセンティブが必要です。  もう1つ気がかりなことは、戦争体験を持つ世代は、そう遠くない日に一人もいなくなってしまうということです。既に当事者世代の減少によって、戦争を語る言葉は変容して、その歴史認識にも何らかの影響を与えていると私には思われて仕方がありません。戦争体験者の皆様の亡き後、戦争のリアリティーを戦後世代が継承するために、県の役割はとても大きいと思います。県として、当事者の語りを映像として記録し、アーカイブとして保存する試みもぜひ行ってください。今回の予算を見る限り、県の平和への取り組みは余りにも消極的過ぎます。予算が少な過ぎます。  今、安倍政権は、特定秘密保護法に始まり、集団的自衛権行使容認を閣議決定し、憲法まで変えようとしています。戦争のできる国へとひた走っています。さきにも述べましたが、政治は国民の命を守る絶対的な責務があります。安全保障の環境の変化と強調され、個人的心情を優先して、平和を損ない、戦争のできる国にすることには絶対に反対です。これが私たちの戦後責任だと思うからです。  以上を主な理由として、議案第1号に反対といたします。ありがとうございました。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 以上で討論を終結いたします。  これより起立により採決いたします。  採決は分割して行います。  初めに、議案第1号、第25号、第26号、第50号、第54号及び第71号を一括採決いたします。関係常任委員会委員長報告のとおり原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号、第10号、第12号、第17号、第19号、第21号、第32号、第35号、第37号、第42号、第44号、第55号、第56号、第64号、第65号、第81号及び第88号を一括採決いたします。関係常任委員会委員長報告のとおり原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号を採決いたします。健康福祉常任委員会委員長報告のとおり原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号、第4号、第6号、第8号、第22号ないし第24号、第28号、第29号、第31号、第46号ないし第49号、第52号、第61号、第62号、第66号、第68号、第69号、第82号、第83号、第85号、第86号及び第91号を一括採決いたします。関係常任委員会委員長報告のとおり原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号、第5号、第9号、第11号、第13号ないし第16号、第18号、第20号、第27号、第30号、第33号、第34号、第36号、第38号ないし第41号、第43号、第45号、第53号、第57号ないし第60号、第63号、第67号、第70号、第72号ないし第80号、第84号、第87号、第89号、第90号及び第92号を一括採決いたします。関係常任委員会委員長報告のとおり原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立全員。よって原案のとおり可決されました。  次に、請願について採決いたします。  初めに、請願第110号第1項、第2項、第7項及び第8項を一括採決いたします。文教常任委員会委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって文教常任委員会委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、請願第110号第3項ないし第6項を一括採決いたします。文教常任委員会委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立)
    ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって文教常任委員会委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、請願第111号を採決いたします。総務防災常任委員会委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって総務防災常任委員会委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、請願第60号及び第63号を一括採決いたします。環境生活警察常任委員会委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって環境生活警察常任委員会委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、請願第104号第8項を採決いたします。  除斥対象議員は退席願います。     (除斥対象議員 退席) ◯議長(阿部紘一君) 文教常任委員会委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって文教常任委員会委員長報告のとおり決定いたしました。  除斥対象議員は入場願います。     (除斥対象議員 入場着席)        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        議 長 の 報 告 ◯議長(阿部紘一君) 本日、知事から追加議案の送付があり、これを受理いたしましたので、御報告いたします。        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        議案第94号及び議案第95号 ◯議長(阿部紘一君) 日程第2、議案第94号及び第95号を議題といたします。  知事に提案理由の説明を求めます。知事森田健作君。     (知事森田健作君登壇) ◯知事(森田健作君) ただ今追加提案いたしました議案について説明をさせていただきます。  議案第94号は、教育委員会教育長に内藤敏也氏を新たに任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の規定により、議案第95号は、公安委員会委員に伊藤浩一氏を再任することについて、警察法第39条の規定により、それぞれ議会の同意を得ようとするものでございます。  よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯議長(阿部紘一君) この際お諮りいたします。ただいま議題といたしました追加議案2件につきましては、成規の手続を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(阿部紘一君) 御異議ないものと認め、これより起立により採決いたします。採決は分割して行います。  初めに、第94号教育委員会教育長に内藤敏也君を任命することに同意を求める件について、これに同意するに賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって本案は同意することに決定いたしました。  次に、議案第95号公安委員会委員に伊藤浩一君を任命することに同意を求める件について、これに同意するに賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって本案は同意することに決定いたしました。        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        発議案第1号ないし発議案第25号 ◯議長(阿部紘一君) 日程第3、発議案第1号ないし第25号を一括議題といたします。  案文はお手元に配付しております。  この際、お諮りいたします。ただいま議題といたしました発議案25件につきましては、千葉県議会会議規則第38条第3項の規定により、提出者の趣旨説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(阿部紘一君) 御異議ないものと認め、提出者の趣旨説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  討論の通告がありますので、この際これを許します。ふじしろ政夫君。     (ふじしろ政夫君登壇、拍手) ◯ふじしろ政夫君 市民ネット・社民・無所属、ふじしろ政夫、発議案第11号、第12号について賛成討論を行います。  まず、発議案第11号辺野古新基地建設工事の中止を求める意見書について、今、沖縄の辺野古の海では、日本政府による自然破壊と民主主義破壊の埋立工事が強行されています。国は、美しいサンゴの海に15トンから40トンのコンクリートを落としサンゴを潰してしまう、それゆえ、翁長沖縄県知事は作業の停止指示を出し、サンゴの損傷を調査し、確認しました。国は、あろうことか一方的な調査で遺憾、国の安全保障や公共事業は一旦申請が受け入れられると粛々と進めていくものと、全く反省の気持ちもなし。また、新基地建設に反対する住民に対し、会場での海上保安庁の職員の職員からの暴力的規制、キャンプ・シュワブゲート前で抗議する住民を逮捕するといった、住民の正当な民主活動である抗議の意思表示に弾圧を加えている状況です。日米安保の地位協定に基づく刑事特別法をも使って住民の声を圧殺しようとしています。オール沖縄で辺野古の新基地建設に反対の意思を表明している沖縄県民に対し、日本政府は全く聞く耳も、見詰め直す目も持っておりません。それどころか、国の進める基地建設に反対する人には会えないと言わんばかりに、上京した沖縄県知事に首相も官房長官も会わず、それどころか、沖縄振興予算をも削減するという卑劣な圧力を加えています。  そもそも、辺野古基地建設は世界一危険な普天間基地の代替と言われておりますが、実際は代替でなく新基地建設だということを沖縄の県民は問題にしているのです。なぜならば、大浦湾に護岸272メートルがつくられ、4万トンの揚陸艦が接岸できるようになる。これはまさに新たな軍港がつくられるということです。埠頭は斜面設計でホバークラフトが自力で上がれるようになっております。さらに、これまで普天間基地にはなかった弾薬搭載エリアもつくられ、さらに燃料桟橋でジェット燃料が準備され、弾薬輸送船の接岸場所もできるということで、どのような弾薬が搬入されるかもわからない、そういう状況です。そして、オスプレイのヘリパットが4カ所つくられるのです。まさに普天間の代替ではなく、新たな205ヘクタールの巨大な軍港、飛行場がつくられるのです。オール沖縄で反対するのは当たり前のことです。  しかも、0.6%の面積の土地に在日米軍の74%が存在するようになった戦後の沖縄への差別構造をつくった政治、経済そのものが今問われているわけです。  名護市の市長選挙、名護市議会の選挙、そして沖縄県知事選挙、そして12月の衆議院選挙の全てで辺野古基地建設反対の候補者が勝利している。沖縄の県民の声を聞こうともしない日本政府の行動は、民主主義の否定以外の何者でもありません。  翁長知事は1月26日、前知事の埋め立て承認を検証する第三者委員会を設置、検証を開始。工事一時中断を沖縄防衛局に要請しています。政府は、住民への過剰な警備をすぐにやめさせるべきであり、そして、沖縄県民の反対する辺野古の新基地建設の工事を即時中止すべきです。沖縄の民主主義を守るために、そしてこの日本の民主主義を守るためにも、辺野古基地建設反対の沖縄県民の意思を汲み取るべきです。  以上、発議案第11号への賛成討論といたします。  次に、発議案第12号集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し、具体化の法整備中止を求める意見書について賛成討論いたします。  昨年7月1日、政府は、国の存立を全うし、国民を守るため、切れ目のない安全保障法制の整備についての閣議決定で、集団的自衛権の行使を容認し、海外での自衛隊の武器使用と後方支援の権限を拡大するもの等を示しました。これは、日本国憲法の立憲主義、そして憲法9条の恒久平和主義、国民主権の基本原理に違反する憲法違反そのものの内容です。以下、その点を明らかにします。  政府は、閣議決定の中で、憲法9条はその文言からすると、国際関係における武力の行使を一切禁じているように見えるが、憲法前文の国民の平和的生存権、13条の生命、自由及び幸福追求権からすると、憲法9条は自国の存立を全うするために必要な自衛の措置をとることを禁じてはいない。それゆえ、これまでの政府は我が国に対する武力攻撃が発生した場合に武力の行使が許されるとしてきたが、世界の安全保障環境が根本的に変容したとして、次のように述べております。  我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、1、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があった場合において、2、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るためにほかに適当な手段がないときに、3、必要最小限度の実力行使することは、自衛の措置として許容されると、集団的自衛権の容認の論を展開いたしました。  しかし、よって立つ憲法前文、13条、9条から導き出される自衛は、専守防衛、個別的自衛権を正当化するため、戦後六十数年間自民党政権が論じてきたこと、しかも、この理論では絶対に集団的自衛権は認められないと言ってきたのが歴代の自民党政府であり、内閣法制局なのです。まさに改憲論者でもある慶応大学の小林教授が言うように、集団的自衛権を導入したいなら憲法9条を変えなければ絶対に無理ということを、閣議決定という場で行ってしまうことは、憲法96条のいわゆる改正手続、憲法99条の憲法遵守義務を真っ向から否定するものです。それは、憲法クーデターとも言うべきもの。麻生氏が言っていたところの、改正手続でうるさくなるといけないから、静かに静かにヒットラーの手口で云々、その手口そのものが今行われているわけでございます。  立憲主義の否定という日本の国の政治、経済の根幹である憲法を、改正手続もせずに変えてしまう閣議決定は、これから整備されようとしている法律も含めて絶対に認めるわけにはいきません。これを認めてしまうなら、日本の社会に国民主権も民主主義も立憲主義も存在しないことになってしまいます。直ちに7月1日の集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回すべきです。  さて、3月6日は集団的自衛権の法整備の骨格が明らかになりました。集団的自衛権行使を担保するため、昨年7月1日の閣議決定で提示された集団的自衛権の新たな3要件を存立危機事態という新たな概念として法律に記載するとのこと。そして、武力攻撃事態法を改正し、武力攻撃事態及び存立事態対処法(仮)とするとのことです。自衛隊が存立事態でも出動できるよう、自衛隊法も改正が示されています。そのほか、他国軍の後方支援や人道支援を特措法をつくらずに行えるよう恒久法を制定、PKOでの武器使用の基準の緩和をPKO法の改正で、そして、周辺事態法の周辺事態の概念を廃止し、米軍以外にも支援を拡大する周辺事態法の抜本的改正などなど。また、防衛省設置法を改正してシビリアンコントロールの1つである文官統制を外していくのも、戦争体制づくりの1つであると思われます。まさに自衛隊を地球の裏側まで移動させ、しかも、私のこの日本という国が攻撃されていないのに、密接な関係のある国の攻撃であれば一緒に闘うという集団的自衛権、まさに戦争を自由に行えるようにするための法整備が行われようとしております。  もともとの閣議決定が憲法違反であり、その法整備も、どうつくっても当然憲法違反の法律です。安倍政権がこのように日本国の根幹を壊そうとするとき、千葉県議会の良心を示す必要があります。閣議決定の撤回と、そして法整備の中止を訴えていかなければならないと思います。  以上、この発議案への賛成討論とさせていただきます。(拍手) ◯議長(阿部紘一君) 以上で討論を終結いたします。  これより起立により採決いたします。  採決は分割して行います。  初めに、発議案第5号を採決いたします。原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立少数。よって発議案第5号は否決されました。  次に、発議案第6号を採決いたします。原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立少数。よって発議案第6号は否決されました。  次に、発議案第7号、第11号ないし第14号、第16号ないし第18号、第21号、第22号、第24号及び第25号を一括採決いたします。原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立少数。よって発議案第7号、第11号ないし第14号、第16号ないし第18号、第21号、第22号、第24号及び第25号は否決されました。  次に、発議案第19号及び第20号を一括採決いたします。原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立少数。よって発議案第19号及び第20号は否決されました。  次に、発議案第10号を採決いたします。原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立少数。よって発議案第10号は否決されました。  次に、発議案第15号を採決いたします。原案に賛成の諸君は御起立願います。
        (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立少数。よって発議案第15号は否決されました。  次に、発議案第9号を採決いたします。原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって発議案第9号は可決されました。  次に、発議案第8号を採決いたします。原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって発議案第8号は可決されました。  次に、発議案第4号を採決いたします。原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立多数。よって発議案第4号は可決されました。  次に、発議案第1号ないし第3号及び第23号を一括採決いたします。原案に賛成の諸君は御起立願います。     (賛成者起立) ◯議長(阿部紘一君) 起立全員。よって発議案第1号ないし第3号及び第23号は可決されました。  ただいま議決されました発議案につきましては、議長においてしかるべく取り計らいますので、御了承願います。        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        常任委員会の閉会中の継続調査の件 ◯議長(阿部紘一君) 日程第4、常任委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。  健康福祉常任委員会委員長から、お手元に配付いたしました継続事件項目表のとおり、閉会中も継続して調査したい旨の申し出がありました。健康福祉常任委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査事件とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(阿部紘一君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。  以上で今期定例県議会に付議されました案件全部を議了いたしました。        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        議 長 挨 拶     (議長阿部紘一君登壇) ◯議長(阿部紘一君) 平成27年2月定例県議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、平成27年度一般会計予算を初め、数多くの重要案件の御審議をいただき、ここに全ての案件を議了することができました。議員並びに執行部の皆様には、議事進行運営に格別の御協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  本会議は、私どもにとりまして任期最後の定例県議会となりましたが、時の流れはまことに早いものであり、平成23年4月に県民の負託を受け県議会に議席を得てから4年が経過し、間もなくその任期を終えようとしております。  この間、議会での主な出来事を振り返りますと、東日本大震災に伴い、被災者の生活再建、被災地の復興・復旧の対策等を行うため、東日本大震災復旧・復興対策特別委員会を設置したこと、また、15年ぶりとなる千葉県議会海外調査団の派遣や、議員発議による千葉県がん対策推進条例、千葉県いじめ防止対策推進条例並びに調理師による県民の食生活の向上に関する条例の制定などがありました。  さらには、千葉県総合計画「新 輝け!ちば元気プラン」の策定、圏央道の整備促進等の県政の課題について、執行部とともに真剣な取り組みを進めてきたと深く印象に残っております。  間もなく実施されます県議会議員選挙に際しましては、多数の皆様が立候補される予定と伺っております。県民の厚い信託を得られ、再びこの議場において、県政発展のため御活躍いただきますよう心からお祈り申し上げます。  また、勇退される議員の皆様におかれましては、多年にわたり県政発展に御尽力をいただき、これまでの御功績に対しまして深く敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げます。どうか健康には十分御留意をいただきまして、今後とも県政に対し格別の御協力を賜りますようにお願いいたします。  結びに、森田知事を初め、執行部の皆様、報道機関の皆様並びに議員の皆様の御健勝、御活躍を祈念申し上げまして、挨拶といたします。(拍手)        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        知 事 挨 拶 ◯議長(阿部紘一君) 次に、知事から発言を求められておりますので、これを許します。  知事森田健作君。     (知事森田健作君 登壇) ◯知事(森田健作君) 閉会に当たり一言申し上げます。  議員の皆様の御協力により、本日、平成27年2月定例県議会の全日程を終了できますことを厚く御礼申し上げます。  議員の皆様が、平成23年の選挙で県議会議員に当選されてから、早いもので4年が経過しようとしております。振り返りますと、何よりも忘れられないのは、4年前の閉会日に発生した東日本大震災でございます。本県では、想定を超える津波、液状化現象や原発事故による放射能問題など、複合的な被害に見舞われました。また、国政におきましては、震災復興に加え、経済再生やエネルギー政策、TPPへの対応、外交・安全保障政策など、重要課題が議論された4年間でもありました。  こうした中、本県では東京湾アクアライン800円の継続や、圏央道東金─木更津間の開通、成田空港へのLCCの相次ぐ就航、東京オリンピックパラリンピックの開催決定など、新たなポテンシャルが開花いたしました。  一方、戦後初めての人口減少や台風、大雪、竜巻などのたび重なる自然災害、さらには県の指導監督のあり方が問われた袖ヶ浦福祉センター問題など、乗り越えなければならない難しい課題にも直面いたしました。  議員の皆様には、時には厳しい御意見をいただき、また時にはエールを送っていただきました。皆様との議論の積み重ねの中から千葉県の新しい姿が生まれてきたのだと感慨深く感じているところでございます。  私の今の気持ちを申し上げるならば、感謝の気持ちでいっぱいでございます。さまざまな局面において御指導、御尽力を賜りましたことについて、心より御礼申し上げます。どうか健康に十分御留意の上、御健闘いただき、再びこの議場でお目にかかれることを心から祈念いたします。  また、今期限りで勇退される皆様、これまでの長年にわたる御努力に敬意を表します。今後とも、さまざまな道で御活躍いただくとともに、県政に対する御支援を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        閉     会 ◯議長(阿部紘一君) これをもちまして平成27年2月定例県議会を閉会いたします。        平成27年3月13日午後2時46分閉会        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        本日の会議に付した事件 1.議長の報告 2.議案第1号ないし議案第92号及び請願総括審議 3.議長の報告 4.議案第94号及び議案第95号 5.知事提案理由説明 6.発議案第1号ないし発議案第25号 7.常任委員会の閉会中の継続調査の件 8.議長挨拶 9.知事挨拶 10.閉  会        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 出 席 議 員   議   長   阿部 紘一 君   副 議 長   山口  登 君   議   員   横山 秀明 君   大川 忠夫 君   中田  学 君           網中  肇 君   小池 正昭 君   関  政幸 君           坂下しげき 君   中沢 裕隆 君   岩井 泰憲 君           松戸 隆政 君   プリティ長嶋君   佐藤  浩 君           石川 信一 君   秋林 貴史 君   石井 敏雄 君           高橋  浩 君   實川  隆 君   斉藤  守 君           山本 義一 君   鶴岡 宏祥 君   林  幹人 君           武田 正光 君   内田 悦嗣 君   松下 浩明 君           川井 友則 君   水野 文也 君   入江 晶子 君           岡田 幸子 君   阿部 俊昭 君   礒部 裕和 君           矢崎堅太郎 君   石井 宏子 君   天野 行雄 君           横堀喜一郎 君   瀧田 敏幸 君   大松 重和 君           伊藤 昌弘 君   亀田 郁夫 君   鈴木  衛 君           江野澤吉克 君   木下 敬二 君   今井  勝 君           秋山 光章 君   中台 良男 君   臼井 正一 君           ふじしろ政夫君   加藤 英雄 君   藤井 弘之 君           塚定 良治 君   竹内 圭司 君   佐野  彰 君           西田三十五 君   信田 光保 君   石毛 之行 君           山中  操 君   鈴木 昌俊 君   木名瀬捷司 君           皆川 輝夫 君   石橋 清孝 君   阿井 伸也 君           吉本  充 君   佐藤 正己 君   湯浅 和子 君           山本 友子 君   丸山 慎一 君   赤間 正明 君           田中 信行 君   堀江 はつ 君   河野 俊紀 君
              岡村 泰明 君   川名 寛章 君   酒井 茂英 君           本清 秀雄 君   浜田 穂積 君   小高 伸太 君           伊藤 和男 君   河上  茂 君   宍倉  登 君           本間  進 君   遠藤 澄夫 君   宇野  裕 君           田中 宗隆 君   小宮 清子 君        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 欠 席 議 員           伊藤  勲 君        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 出席説明者           知         事  森田 健作 君           副    知    事  高橋  渡 君           副    知    事  諸橋 省明 君           総  務  部  長   平井 俊行 君           総 合 企 画 部 長  鶴巻 郁夫 君           防災危機管理部長     遠山 誠一 君           健 康 福 祉 部 長  中岡  靖 君           保健医療担当部長     古元 重和 君           環 境 生 活 部 長  中島 輝夫 君           商 工 労 働 部 長  佐藤 忠信 君           農 林 水 産 部 長  麻生  恵 君           県 土 整 備 部 長  永田  健 君           都 市 整 備 局 長  早川  徹 君           会 計 管 理 者    庄司 英実 君           水  道  局  長   田谷 徹郎 君           企  業  庁  長   吉田 雅一 君           病  院  局  長   矢島 鉄也 君           教    育    長  瀧本  寛 君           警 察 本 部 長    黒木 慶英 君           人事委員会事務局長    永井 俊秀 君           代 表 監 査 委 員  千坂 正志 君        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 出席事務局職員           事  務  局  長   加藤岡 正           事 務 局 次 長    武山  勝           議  事  課  長   山根 康夫           政 務 調 査 課 長  松本  貴           議 事 課 副 課 長  瀬宮 一二           議  事  班  長   薮  一男           委 員 会 班 長    五木田弘之 Copyright (C) Chiba Prefecture Assembly Minutes, All rights reserved....